1/9 雪の茶園 増岡園茶園で積雪13cmくらい
乾燥していたので雨がほしかったのですが、やはり雪になってしまいました。狭山茶の産地では、降雪は珍しくはありません。例年ですと、年明けから2月にかけて多く降ります。比較的暖冬傾向の年には、気圧配置の関係から重く水分の多い雪が降ります。これは思ったより茶園に影響があり、水分補給の効果と共に、寒害を起こすこともしばしばです。ともあれ、降雪により茶樹の休眠が深まり、狭山茶本来のうまみが新茶にもたらされることでしょう。自然には勝てませんね。
茶株の割れ
雪の重みによって茶樹の枝が耐えられずに、樹冠部が開いた状態。
このまま、酷寒が連続していると寒害の被害が出ます。今回の降雪ではそれまで行かないようで、ほっとしています。
品種や管理による違い
茶園全体を見ると、管理や品種間の差異が明らかです。
手前白く見えるのが「かなやみどり」、その奥、黒く縞状に株割れしているのが「やぶきた種」、更に遠くに無被害に見えるのが「狭山香」です。
やぶきた種は数年前に台切りをしてあるので、枝が柔らかく特に重みに弱かったと思われる。狭山では雪害も十分考慮に入れた管理が必要です。

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