茶園に住む生き物たち

(このコーナーは新茶の製造中はお休みです。茶園コーナーをどうぞ)

無農薬の茶畑には、たくさんの生き物が住んでいます。

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今日の茶園の訪問者

増岡園の茶園 10/6 茶の花が満開状態です。茶の花は大変いい匂いがします。はち類(みつばち、ハナアブ)や蛾類、蝶類、アブラムシ類、コガネムシ類等の甲虫、ヨコバイ、等本当にたくさんの生き物たちがやってきます。これらの虫たちは訪花昆虫と呼ばれています。
訪花昆虫をねらって食虫性の生き物たちが訪れます。これはみごとに大きいカマキリです。カマキリ類は茶園には2種類観察できます。特に秋口には越冬卵を生み付けるために食欲があり、ちょうど害虫のほうも越冬の準備で繁殖期となり、よいえさになっています。自然の絶妙なバランスには本当に恐れ入ります。


これは、秋刈り作業に驚いてにげるトカゲです。ちょっと逃げ遅れたのか尻尾の先が切れています。でもトカゲの尻尾きりと言うくらいですから自分で切ったのかもしれませんね。こちらはもちろん虫ねらいです。食べられる虫と食べる側とでは二桁(100単位)の数が必要になるでしょう。とかげ一匹には虫が100匹単位で生息する環境が必要ということですね。(それじゃ増岡園の茶園は虫だらけかって?)

 

天敵昆虫たち

お茶を食べる虫たち

虫をかじる虫

吸血鬼のむし

葉をかじる虫

樹液を吸う虫

蜘蛛(くも)類

カゲロウ類

葉巻虫のなかま

ウンカ(ヨコバイ)

カマキリ

 

毛虫類

あぶらむし

はち類 

 

シャクトリ虫

ダニ類

てんとう虫

 

ナガチャコガネ(根)

 カイガラムシ類