このたびの震災で被災されました方々には心よりお見舞い申し上げます。
新茶売上金の一部を義援金に当てさせていただきます。
★☆被災地に送るお茶は当園にて送料負担させて頂きます。おいしい狭山茶をお送りください。
9月12日(月) 来年の新茶へ向けて
ボランティアによる除草作業、施肥作業が行われました。
*冬の雑草へと模様替えです。*超高級茶園の様子*落ち葉堆肥製造中*家庭菜園の害虫防除
*自家製薬草茶製造*無農薬銀杏実る*400年の伝統、獅子舞い奉納される*園主感慨
埼玉県からの狭山茶出荷自粛を受けて
 23年度産の茶葉は全て販売自粛しております。現在、昨年産の在庫のみを販売しております。残り少なくなりましたので販売終了も間近に迫りました。残念ですが増岡園では他産地の茶葉をブレンドしておりませんので在庫限りの販売とさせて頂きました。誠に恐縮ですがお客様の信頼を第一と考えての方針でございます。
 自家茶園から安全安心、うまいお茶の製造をモットーに管理してきましたので、他産地のブレンドは行いません。来年の新茶が安全、安心でうまいお茶をお届けできますよう粛々と万全の茶園管理に励んでまいります。
 恒例となりました歳末セールも開催中止の予定です。現在代替セールとして在庫一掃と新茶ご予約セールを特別割引価格で計画中です。なにとぞ厳しい事情をご理解の上、今後とも増岡園の自家製狭山茶をご利用頂きます様お願い申し上げます。    狭山茶増岡園 園主 増岡伸一
夏の雑草天国は終了し茶株の間のみの除草です。ボランティアさんの助けで今年夏期最後の除草作業です。猛暑の夏にも大勢の方に参加を頂きました。
除草の後に落ち葉堆肥とチップの混合肥料を株元に敷き詰めました。昨年の落ち葉を使用しています。(なぜか言い訳する園主)
 
ボランティアさんの尽力(人力)で人海戦術で茶園に施肥しましたが本当にありがとうございました。
 
無農薬で3年目を迎えた幼木茶園はようやく大きくなりました。無謀な挑戦でしたがボランティアさんの助けで育っています。なでるように茶株間に堆肥を施す参加者です。
雑草も秋から冬へと移ります。夏の雑草と冬草が同時にあります。害虫も益虫たちも冬越しの支度中と言うところでしょうか?
 
超高級茶の手摘み茶園。今回の放射能事件で悪者にされてしまいました。新茶の収穫後に株元から切り落とし、再生した茶株ですので来年の新茶は安心できるものと思います。
有機栽培の基本の落ち葉堆肥は、休むことなく手間隙かけて良質な物になります。昨年の落ち葉を使用しています。(ここでも言い訳しています)
さまざまな微生物の働きで醗酵中の堆肥。既に山の表面と同じように黒々とした腐植になっています。これから茶園へと施します。
 
家庭菜園の白菜。青虫類に攻撃された状態でしたので、やむを得ずBT剤(かび毒の一種)を散布しました。株芯から健全な葉が出てきました。
 
 
これは菜園となりの薬草ふじばかまです。さまざまな薬理効果があり、園主も愛用しています。乾燥品を販売予定です。同じくセイタカアワダチソウ茶も販売予定です。浴用、手荒れ、沐浴用に。効果はネット検索で御願いします。現在予約受け付けています。
自家用の無農薬銀杏です。今年もたわわに実りました。園芸品種で、大きな実が付きました。こちらも販売予定です。狭山茶は販売自粛中ですので自家産品を販売予定です。
入間市無形文化財指定の地元の獅子舞が10月第一土日で開催されました。村内安泰、五穀豊穣、震災復興を祈念して村中総出の秋祭りです。多くのカメラマンが訪れます。
子供たちも重要な役者です。棒使いと呼ぶ役。小学生による演舞が夏休中練習して本番です。
 
 
増岡園16代目は獅子舞いを奉納しました。400年の歴史ある芸能は増岡園の歴史でもあります。師匠から獅子頭をつけてもらいます。あご紐は歯が痛むほど強く締め付けます。1時間以上におよぶ苦行の始まりです。
本堂内での御祓いを受けてから寺庭の舞に降ります。雄獅子2頭、女獅子1頭、拝負い1名の組み合わせで1時間以上物語に従い舞を奉納します。
師匠が見守る中、16代目が舞を披露します。中央に見える着物姿はささらと呼ぶ子役です。ささらは従来は惣領男子の役でしたが少子化により女子が演じています。
 400年に及ぶ伝統芸能 獅子舞いも少子化の影響でその存続さえ危ぶまれてきました。伝統産業 狭山茶も今回、放射能汚染と風評被害とに苦しめられています。15代園主も茶造り42年目にして未曾有の困難に直面しています。
 度重なる寒波の襲来、凍霜害、害虫の異常発生、等々最北の茶産地としてさまざまな困難に遭遇しました。中でも昭和59年冬季の寒害は全滅に近い被害を受けました。その時の茶樹のダメージはその後3年に及び、廃業の覚悟もする状況でした。
 今回の放射能汚染では自分ではどうすることも出来ない状況に追い込まれています。今年度産のお茶が全て出荷停止とは!・・・・
 同じ地区の野菜やその他の農産物が安全宣言をし、出荷停止解除される中、狭山茶だけがなぜ?と苦しむばかりです。乾物であるばかりに検査数値が圧縮され暫定基準値以上になってしまいました。茶業界では基準値の医学的、科学的根拠を求めていますが担当省庁からの回答はありません。今後も安全、安心を求めて消費者の皆様に答えていかなければなりません。
 除染に向けて懸命な茶園管理を行い、少しでも数値を下げて新茶を迎えるために努力するしか方法は無いものと思い、日々の茶園管理に思いを込めています。狭山茶増岡園 園主 増岡伸一

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