12/25 冬場の農作業
寒い日が多いですね。契約先の造園家からの落ち葉や剪定枝などが徐々に入ってきました。手前の緑色のが主に松葉と常緑樹の葉です。奥の方には広葉樹の落ち葉が積まれています。増岡園では加治丘陵の落ち葉と刈り草、それから植木の剪定枝葉、さらにそのチップなどを原料にして発酵堆肥を作っています。
今の季節には原料の仕込みが行われています。植木の剪定枝葉は、原料として理想的と思います。広葉樹、針葉樹、落ち葉、生葉、等が混じり適度な弾力があり、有機質肥料(油粕等)と混合したときに通気性が良く発酵がスムーズに進行し易くなります。初期の発酵は通気性を良くして高温発酵をさせ、木質部の樹脂やリグニン、繊維質等の難分解質を軟化発酵させます。このときの発酵温度は高温ほど分解が良く、窒素成分は利用分解されて減少します。
<3回ほど切り返しをした堆肥の状態。>
一部には放線菌のコロニー(白色部)が見られる。剪枝チップと鶏糞、米ぬかの混合したものを堆積して約3ヵ月くらい経過したもの。現在までに高温発酵を継続してすでに一次発酵を終了した状態。これを種堆肥として有機質肥料のぼかし(半発酵状態)肥料を作ります。

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