5月12日(土) 製茶本格始動
狭山茶の産地では国や県の指導よりも数倍厳しい検査体制です。
埼玉県の検査合格を受けて本格操業開始
 手揉み、小型機、大型機で大忙し、これ以降は製茶で多忙のためしばらく更新できません。
本格的な製茶の開始と高級茶の製造がいっしょになり、園主と息子とでフル操業です。
増岡園のしおりに掲載の茶園です。摘み取りまじかになりました。
 
本日より本格的に通常の製茶機械が操業開始しました。
こちらは最初の行程の蒸し機です。
コンベアーにより蒸し機に送られ、狭山茶の旨みの元になる蒸し行程に入ります。
 
昨今のコンピュータ制御と違い、園主のカンピューターで制御しています。
(旧式なだけ)
こちらはほぼ手揉み茶が再現できる超小型の機械です。50年ほどの年季物。園主の改造で手作業が再現されます。
操作は常時、手で茶葉に触れて行います。まさに手揉み茶の感覚です。
 
もう玩具かというくらいの機械、揉捻機。
こちらは園主が茶作りを開始したときに新品で購入した思い出の機械。うん十年の骨董品です。
こちらも同級生の中揉機。
手足のように使いこなせるよう改造しています(足は使いませんが)。
 
改造の扉から茶葉をつかみ、乾燥具合を見ています。
 
こちらは名機と呼ばれた精揉機です。手揉み茶に近い、それ以上の仕上げができる機械です。
ほぼ手のなかで揉みこむような微妙な操作を1時間ほど行い、すばらしいつやの極上茶ができました。
乾燥機も時代物。極少量にはこの箱型引き出し乾燥機が一番です。
 
5月5日から数日間、お店前の茶園で手摘みが行われました。今年は雷雨があったり大荒れの天気です
手摘みの最高級茶葉は手揉みと極小機械で製茶されます。同時進行で品質を競います。
 
手揉み茶のハイライト、揉み切りには16代目が担当。使い込んだホイロは滑滑で手わざもあざやか。
園主も気になって飛び入り参加。秘伝を伝授?
 
職人芸、こくり操作。ピーンと伸びてきました。
約5時間半の揉み時間で完成し、乾燥操作をします。
 紹介の手揉み茶と極上茶は、全製品の一覧贈答品コーナーからご注文できます。
(限定品につき少量のみとなります)

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