1/21 茶工場の中はこんな様子

お茶の機械 仕上機械 
新茶の季節に揉み上げたお茶は荒茶と呼ばれ、冷蔵庫の中に真空パックされて貯蔵されます。年間を通してお店に出すお茶はその都度、仕上、火入れします。まず初めにふるいにかけて太さ、長さ、大きさを6段階に分けます。この時大きな葉が分離され、番茶になります。細かなものが粉茶になります。
番茶 番茶の様子
上の写真で一番右に見える茶箱の中に番茶が出てきます。ふるいで言うと6号です。これは一寸(約3cm)に6目の金網で落ちなかった大きな葉茶です。これは無農薬茶の番茶ですので鮮やかな浅緑色をしています。冷茶で淹れると血糖値にいい成分がたくさん抽出してきます。園主も常用中です。
粉茶の様子
中央には粉茶が出てきます。こちらは20号ですので芽茶と粉茶が混じっており、風選して二種に分けます。
色彩選別機
さらに茎茶をこの機械で分離します。
火入れ機
最後に乾燥させてから火入れを行います。狭山茶は葉が厚く火入れが難しいのです。良い火入れが出来ると狭山茶特有の甘みが出てきます。この辺が腕の見せ所です。

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