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5/11 工場内の様子
今日は工場内の様子をご覧下さい。
生葉はまず、蒸気で90秒ほど蒸し、粗揉機(写真)で荒もみします。左の赤い部分が火炉で、熱風をつくって乾かしながら揉み込みます。 |
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初公開?機械の内部
多分、初公開でしょう。上記の粗揉機内の撮影です。白いのが撚り手といいます。散っているのがお茶の葉です。約50分攪拌しながら熱風を当て、もみながら乾燥します。 |
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同、より手の拡大写真。茶渋がついています。 |
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粗揉終了
50分後には約半分の水分が取れ、こんな様子です。だいぶお茶らしくなりました。この状態まででお茶の内容が決定してしまいます。コンピューター制御の巨大な機械で作っている工場が多い中、増岡園ではあくまで五感による製茶にこだわっています。このように手で触り、匂いをかぎ、味を確認しながらもんでいます。 |
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揉捻機
撚り不足を補い、水分を均等にする為に重しをかけてもみます。
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中揉機
更にガス火で乾燥しながら揉み込みます。 |
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中揉機の中
初公開、私も初めて撮影しました。中ではお茶が踊っています。 |
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精揉機
さらにガス火で加熱しながらより込みます。この機械で初めて形を主体に成形揉みしています。
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精揉終了茶
もうすっかりお茶の形です。ここまで生葉から3時間半ほどかかりました。まだ水分が多いので乾燥機にかけて約6%の水分になるまで乾燥します。この段階で荒茶と呼ばれています。茶店に並ぶにはまだまだ仕上加工の工程があります。とりあえず、冷蔵庫に保管できる形になりました。 |