5月3日(月) 狭山茶初摘み
不順な天候で遅れていましたが無事初摘み終了しました。 当初予定より数日遅れています。 |
お店前の手摘み茶園の新芽は良く伸びて、茶摘みシーズンの開幕です。 | ボランティアさん達と近所のベテラン茶娘さんで昔から伝わる茶摘みかごへ摘み取りました。 |
毎晩の様に霜注意報が発令され、夜間は霜よけのネットをかけておきました。 | 摘み取られた茶葉。このように若い芽を摘み取り製茶すると高級茶が出来上がります。 |
通気性がある竹かごに茶葉を一時保管します。茶葉が蒸れないように大事に扱います。 | 蒸気で蒸し上げてから揉み込みます。こちらは製茶機械の粗揉機内部です。茶葉を攪拌しながら揉みます。 |
一部の茶葉は16代目(手揉み茶教師)が手揉み茶にもみ上げました。 | 製茶開始から約1時間で半分ほどの重量に乾燥してきます。粗揉機行程の終了です。この時点まででお茶の味と香りがほぼ決まる重要な行程です。 |
手もみ茶の後ろでは機械を操る15代目園主が見えます。親子で茶もみの競争をしています。 | 手揉み茶の真髄 揉み切りを行う16代目。力の入る場面です。指使いは園主より上手です。 |
機械揉みは中間行程の中揉機に入りました。博物館にありそうな時代物の小型機械です。 | 中揉機内部。茶葉はやさしく揉み込まれます。小型機械ならではの操作で手揉み茶に匹敵する味わいを出してくれます。 |
手揉み茶は、最も技術の必要なコクリ作業に入りました。ここまで約4時間半ほど、休まず揉み続けて完成まじか(この後2時間)です。 | 機械もみ完成。こちらは約4時間ほどで針のようにすばらしい仕上がりです。さすが茶造り40年の年季の出来栄えです。(自分で満足) |
手揉み茶完成。6時間以上に及ぶ手仕事で芸術品ともいえる製品が出来ました。 | 加治丘陵のかぶせ茶園の新芽はこのくらい伸びました。あと数日で茶摘みとなります。寒冷紗(カンレイシャ)で被いをしてあります。玉露と煎茶の良さを合わせた最高級の狭山茶ができるのももう少しです。 |