2月7日 厳冬の茶園2 今年は寒い=おいしい狭山茶
* 2月23日 落ち葉掃き 参加者募集中 *
 日 時
 会 場
 集 合
 参加費
 備 考
2月23日(土)雨天順延24日(日)午前9時集合
加治丘陵(入間市保有雑木山林)
入間市農村環境改善センター 
無料(作業が出来る服装でおいでください)
詳細は当園(04−2936−0250)、または入間市役所農政課までお問い合わせ下さい
花粉シーズン到来 花粉症に<春風>(はるかぜ)贈答品コーナーよりお申し付けください。
今年の杉花粉は大変多いです。茶園周辺の加治丘陵の杉ヒノキはつぼみが多く付いています。

2月6日、寒波により狭山地方に今年3度目の雪が降りました。前回の雪が残る茶園もあり、積雪は10cm程になりました。寒い冬は狭山茶のうまさの元ですが、あまりにも寒いと被害が出てしまいます。今回の雪はまだ被害というよりも、恵みのお湿りという程度でしょうか。

7日朝8時の様子です。北向きの畑ですので前回の雪が残り更に降雪があり、積もっています。写真中には3品種ありますがわかりますか?
少し時間が経つと日光が当たってきます。上部の傾斜している部分は北傾斜のため、冬季はほとんど一日中日光が当たりません。気温の変化が少ないため休眠が深く、比較的寒さによる強い被害はありません。
こちらは当園で栽培されているカナヤミドリ種です。しっかりとした枝張りのため雪にも負けません。狭山茶産地でも寒さのために被害が出ることは少ないです。 並んでいるヤブキタ種です。茶樹の間(畦間)が狭くなっています。雪の重さで枝が下がり畦間をふさいでいます。狭山地方では時々寒さで枯れてしまうことがあります。

狭山茶のうまさの秘密
 今年のように寒さが厳しいと、越冬中の茶樹は深い休眠状態になります。地上の茶葉は硬く気孔を閉ざしてじっと寒さに耐えています。春を迎えるまで半年ほど長い時間がありますが、光合成や呼吸さえも最小に抑えて寒さをしのぎます。秋のうちに地下の根に貯蔵しておいた養分を、浪費しないように硬く身を締めて越冬しています。
 時として氷点下10度以下にもなる当地では、茶樹の越冬はぎりぎりのサバイバルなのです。経済的に北限の茶産地と呼ばれる当地でも、地球温暖化の影響か暖冬の年が続きましたが、久しぶりの降雪で狭山茶らしい新茶が期待されます。
 
冬の寒さ茶樹の深い休眠貯蔵養分の保持新芽の充実おいしい新茶狭山茶の特徴

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